日本人だからこそ!という誤用(1)

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中国語は日本語と同じく漢字を使っているため、我々日本人にとっては文の意味を把握しやすいというメリットがあります。
ただ、簡単に意味を把握できてしまうが故に、 逆に単語一つ一つまで詳細に見るという努力を怠りがちになるのは問題であると言えます。
その結果、単語の「真の姿」をどうしても見落としがちになってしまうからです。
表面的な意味をとらえやすいが故に、より注意を払いづらい例:
・「你好」はなぜ「こんにちは」なのか(こちらをクリック)
・「不错」は「悪くない」ではありません(こちらをクリック)
「真の姿」に気づきづらく、大きな誤解をされている典型例が「了」「到」です。
それぞれ「過去」「〜まで」と理解している方がほとんどだと思いますが、実際はそのように考えても結果的に正しい場合が多いというだけであり、いずれも正しく理解しているとは言えません。
特に「到」を盲目的に「〜まで」と訳していると、信用問題に関わる大きな問題を起こしかねません(私の知り合いが中国で仕事をしていて、 「到」 の使い方を誤解していたせいでアポをすっぽかしてしまったという実例があります)。
「了」「到」とも、1文字で1時間は軽く話せてしまう、複雑で誤解しやすく、また大切な話なのですが、これほど大げさでなくとも、「日本人だからこそ使い方を間違えている」というパターンは色々あります。
次回は、その中でも
「ついつい目的語を2つ並べてしまう誤用」
についてご紹介します。
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