【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】「水」は温かい?

日本語では「水」と言えば温度が低いものを指し、温度が高いものは「お湯」などと言って区別します。
しかし中国語においては、「水」と言えば温度に関係なく「お湯」を指す事が多いです。
レストランなどで急須にお湯を足してもらう時のセリフは
「倒点儿
であって、わざわざ
「倒点儿开水
などとは言いませんよね?
 
ではなぜか?
ここからは私の推測になります(が、たぶん外れてはいないでしょう)。
 
中国では、伝統的に「冷たい物は身体に良くない」という考えがあります。
なので、例えば中国の長距離列車ではお湯のサービスが受けられますが、真夏の暑い時でも皆さんお茶っ葉を入れた魔法瓶を持参し、車内でお湯を足してもらっています。
 
更に、かなり極端ですがこんな「事件」に遭遇したこともあります。
2005年の春だったと記憶していますが、山西省の大同という所に旅行に行き、ホテルのレストランで昼食を摂っていた時のことです。
隣のテーブルに座っていた中年男性(知らない方です)が服务员(店員)を呼んで怒っていました。
何で怒ってたと思います?
 
 
「おい、このコーラ冷たいぞ!温めて来い
 
です(^ ^;)(^ ^;)(^ ^;)
 
留学先に戻った後、中国人の友達にその話をしたら
「それはさすがにありえない!!」
と言ってました(笑)
 
ただ、こういう考え方は若年層を中心に変化してきており、暑い日であれば冷えたジュースやお茶なども普通に飲むようになっています。
なので、私が留学していた10年ほど前は「ビールはぬるいもの」と相場は決まっていました(?)が、今ではギンギンに冷やされたビールがちゃんと出てきますので、ビール星人の方もどうぞご安心ください(笑)


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