【時事中国語】小皇帝(1)

以前ご紹介した「地沟油」(下水油)という言葉は数年前からよく目にするようになった「比較的新しい言葉」と言えるかもしれません。
それに対して、今回採り上げる「小皇帝(xiao3 huang2 di4)」はずっと前から使われている言葉で、中国語を勉強したことのない方でさえ聞いたことのあるかもしれない言葉です。
 
一言で意味を説明すると
「皇帝のようにワガママな子供」
とでもなるでしょうか。
 
これは独生子女政策(du2 sheng1 zi3 nv3 zheng4 ce4。一人っ子政策)と大きな関連があります。
人口が増えすぎた中国が1979年に一人っ子政策を導入したのは有名な話です。
これによって、子供は原則一人しか作れないことになりました。
 
となると、その子の両親、そしてその両親という、合計6人の目がその子に注がれることになります。
可愛がること自体は悪くありませんが、問題なのは、この一人っ子が「徹底的に甘やかされて育った」ということです。
日本でもわがままな子というのはいますが、中国のわがままぶりは日本のそれを遥かに超越しています。
 
例えば、ある中国人の知人に
「日本のデジカメを買ってきてくれないか」
と一時帰国前に頼まれたことがあります。
で、普通ならお金を私に預けて「これでよろしく」ってしますよね?でも、帰国直前になってもお金が一行に出て来ず、その旨伝えたら烈火のごとく怒り出したんです。
もともと「友人」と呼べるほど仲が良かった訳ではないのですが、この事件がきっかけで付き合いをやめました。
ちなみに、この人はタクシーの運転手をしていました。後日聞いた話だと、なんとマンションも持っているとのこと。
タクシーの運転手という職業では、中国では絶対にマンションなど買えません。
つまり、子を溺愛するあまり親が買い与えた物なのでした。
 
ただ、これなんかまだマシな方です。
日本人と結婚し配偶者として来日したある中国人は、中国にいる時はとても素直な子だったのですが、日本に来てしばらく経ってひどく変わってしまいました。
自分の稼ぎでもないお金を湯水の如く使い、旦那が金欠のあまり、数年に一回の同窓会(と言ってもただの飲み会です)に参加するお金すらないというのに
「明日どうなるかわからないから」
とかいう理由で平然と旅行に出かけて行ったり、ということがあったんです。
結局、その2人は離婚という当然の結末を迎えました。
ま、この話は実は私自身のことなんですがf(^ ^;) f(^ ^;) f(^ ^;)


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