【留学と私】その38「引っ越し(2)」

(前回までのあらすじ)
 
留学生寮のあまりの生活環境の悪さに引っ越しを決断。
部屋探し、契約、そして実際に生活するそれぞの段階で日本との習慣の違いを発見しました。
 
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まず、日本の場合敷金や礼金といった制度があります(最近は減って来ているみたいですが)。
一方内モンゴルではこういったものがない代わりに、半年分なり1年分なりの家賃を先払いします。
とは言っても1年分でも5万円足らずで、日本人にとっては別にどうと言った金額ではありませんが、
現地人が引っ越しをするのは大変だろうなーと思いました。
 
あと、大家さんが自分自身の銀行の通帳を借り主に預けるんです!
で、この口座から電気代・水道代などが引き落とされるので、
借り主はここにお金を入れておく、という訳です。
個人情報の扱いに過敏な現在の日本では間違ってもあり得ない話ですが、
内モンゴルは今でもこうなのかな?
 
もうひとつ「交渉次第で家具・家電を借りることができる」というのも大きな違いですね。
洋服ダンス、ソファ、テーブル、ベッド、テレビなどを、交渉によって借りることができちゃうんです。
借りることによって若干家賃が上がりますが、自腹を切って買い揃えるよりも安上がりになるので、
一生住み続ける訳ではない留学生にとっては非常にありがたい仕組みです。
 
あと「防盗門(fang2 dao4 men2、防犯扉)」がほぼ全ての家に付いています。
私が5年半住んだ経験から言うと、内モンゴルの治安は日本よりも良いです。
ただ現地人曰く
「小偷(xiao3 tou1、窃盗、コソドロ)や扒手(pa2 shou3、すり)は非常に多い」
とのことで、防盗門の他に、窓に鉄格子がついている家も珍しくありません。

fangdaomen.jpg
防盗门。
通常のドアとは別に、防犯のために備え付けるドア。鉄で頑丈にできており、
また外に向かって開くため蹴破ることができない仕組み。


防犯と言えば銀行の話になりますが、
カウンター越しにやり取りするのは同じですが、
日本と決定的に違うのが、カウンターには防弾ガラスが貼ってあり、
客と行員は小さく空いた穴に手を突っ込んで受け渡しをする点です。
こういう事を目の当たりにするたびに
「日本というのは本当に平和ボケしてるんだなー」
と思ってしまいます。

yinhang_boudan.jpg
銀行の窓口。
行員と客の間に防弾ガラスが張られており、小さな穴を通してお金や通帳の受け渡しをします。

 
あと、世界一と言っても過言でないくらい清潔に気をつける日本人にとって痛いのが
風呂は原則、どの家にもない!
ということではないでしょうか?
少なくとも「ひねれば温かいお湯が出てくる」という家は滅多になく、
銭湯に通うか、あるいは
热水器re4 shui3 qi4
と呼ばれる家電を買って家に据え付けることになります。
 
日本人には馴染みのない「热水器」とは一体ナニモノか!?
続きは次回で(^_^)
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