【留学と私】その31「日本語学校(3)」

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という訳で、
「藍野日本語専修学院」での日本語学校の授業が始まりました。
 
で、これを書きながら、当時学校の先生に
「私は日本語は話せるけど文法などは教えられないんですが」
と質問していたことを思い出しました。
ネイティブが母国語を正しく教えるのは無理で、
 基礎は同じ国の人から学んで身につけるべき」
とは私が常々言っていることですが、この時からこの考えを持っていたんだなーって思いました。
 
もっとも、それは当然学校の先生方もご存知のことで(みんなわかってるんですね笑)、
「日本語学校(その1)」にて書いたとおり、
私は中級の会話クラスを担当することになったのでした。
 
さて、校長先生に教室へ案内してもらい、生徒さんたちとご対面。
教室には、生徒が20人くらいはいたでしょうか。
私が「こんにちは」と言うと、生徒のみなさんから
先生こんにちは」というお返事。小学校みたいでちょっと微笑ましいですね(^_^)
 
校長先生がモンゴル語と中国語で私の紹介をした後は私が自己紹介をする番。
大勢の人に向かって話をするという体験はこの時が初めてで、
若干緊張していたことをよく覚えています。
 
肝心の授業は「みんなの日本語」という現地で使われているテキストを使いながら進めていきましたが、
相手は外国人で、 あまり難しい日本語がわかる訳でもなく「日常会話程度ならOK」というレベルです。
自分自身「先生」をやるのはこれが初めてで、また生徒の日本語レベルも考慮すると、
テキストに記載されている内容を超える授業をするのは困難でした。
教え始める前から「母国語を教えるのは難しい」とわかってはいましたが、
この体験を通して「自分は本当に日本語のことがわかっていない」と痛感したものでした。
 
ただ、幸い生徒がみな私を「先生」と呼んで慕ってくれたおかげで、
その後も授業を続けることができたのでした。

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