【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】日本語における「省略」

ある事象の表現のしかたは、当然ですが中国語と日本語では異なります。
そして、そういう違いをいくつか覚えていくと
「日本語って、ずいぶん簡略化した表現をするんだな」
と思うことがあります。
今回は、そんな「省略形」についてご紹介しようと思います。
 
たとえば、どこかの部屋に入ろうとする時にはノックしますよね。
そして、中からは「どうぞ」という返事が来ます。

この「どうぞ」って、何が「どうぞ」なんでしょう?

答えは「どうぞお入り下さい」ですね。
つまり、日本語では「入って良い」ということがわかり切っているためか、
「お入り下さい」を省略している訳です。

しかし中国語では「请进」「进来」などと言います。
字を見れば、省略していないのがわかりますね。

他の例もあります。「間違えた!」です。
日本語では、言い間違えても、見間違えても、聞き間違えても、人違いでも、
全て「間違えた!」の一言ですみます。

ですが、中国語ではそれぞれ
「说错了」「看错了」「听错了」「认错了」
のように「何をした結果間違えた」という言い方をします。

(上記の「错」は「結果補語」と呼ばれる用法で、
 日本人が理解するのに非常に苦労する文法のひとつです。
 「たなっく中国語レッスン」では、日本人目線に立って作られた
 オリジナル教材を用いてこの結果補語をわかりやすく説明しています。
 結果補語でお困りの方はぜひご連絡下さい)

上記のような例において、中国語を日本語にするのは簡単です。
その逆、つまり日本語を中国語にするのはかなり難しくなります。
なぜなら、
まずその日本語が「省略されている形である」と認識し、
次に「省略形でない日本語」の文を考えなければならないからです。

ちょっと考えただけでも、これが如何に難しい作業か想像できると思います。

日本語文の何が省略されていて、それをどうすれば省略のない形になるか、
という点まで教えてくれる環境、みなさんお持ちですか?

「たなっく中国語レッスン」は、常にその環境を提供しています

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