【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】「两」と「二」

「两」と「二」は両方とも2という意味ですが、使い方が異なります。

「两」は「数量が2」であることを表すのに対して、「二」は「順番が2」、つまり二番目であることを表します。

なので、日本語で「2日」という場合、
「日本から中国まで船で2日かかる」と言いたい場合は「1日がふたつ」という考えで「两天」、「今日は2日です」という場合は「二番目の日」ということで「二号」を使います。
(ちなみに「天」は「~日間」、「号」は「~番目の日」という意味なので「两号」,「二天」という組み合わせはありません)

また、電話番号や部屋番号など数字を1文字ずつ読む場合も、数量とは無関係なので「二」と読みます。

もちろん例外もあります。
まず、二桁以上の数で十の位と一の位が2の時は、数量であっても「两」ではなく「二」を使います。
「12個」は「十两个」ではなく「十二个」、「20個」は「二十个」であって「两十个」とはなりません。
もちろん、量詞が「个」でなくても同様です。

他に、量詞が「50g」という意味の「两」である場合、100gは「50gがふたつ」なのですが「两两」ではなく「二两」になります。

ここで
『2時』は2番目の時間だから『二点』じゃないの?
という疑問が湧く方もいらっしゃると思います。

実は、これには次のような物語があります。

昔は、鐘をついて時を知らせていました。
1時なら1回、3時なら3回といった具合です。
で、2時は2回つく、つまり「2つの鐘」という訳で、現代中国語ではこの名残で「两点」と言うのです。

ちなみに「~時ちょうど」を意味する「钟」も日本語の字は「鐘」で、例えば「五時ちょうど」を「五点钟」というのもこの名残です。

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