【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】「不」の位置

他不应该去」「他应该不去
どちらも正しい文です。

これは「应该」には
・~すべきである
・~するはずである
2つの意味があり、それぞれ使い方が異なるためです。

前者は「彼は行くべきではない」後者は「彼は行かないはずだ」です。

前者は「不应该」が「去」を修飾し「『去』すべきではない」、
後者は「应该」が「不去」にかかり「『不去』のはず」という修飾関係になっています(*)。

このように、
「使っている単語は同じだが並べ方が変わると意味も変わる」
という例は他にもあります。
例えば「很不好」と「不很好」。

修飾関係を見てみましょう。
前者は「不好」を「很」で強調しているので「非常によろしくない」という意味、
後者は「很好」を「不」で否定し「あまり良くない」という部分否定になります。

このように、助動詞や否定を表す単語は「何を修飾するか」という視点によって
置き場が変わってきます。
日本人が間違いやすい典型例が「~で・・・しない」という文です。
日本語だと「食べない」「行かない」のように動詞に否定形がつく(動詞を活用させ否定形にする)ので
例えば「図書館で勉強しない」という文を「在图书馆不学」としがちですが、これは間違い
「図書館で勉強する」を否定するので正しくは「不在图书馆学」となります。

なお、ここでは「不」を使って説明しましたが「没」も考え方は同じです。

(*)では「行くはずがない」は「不应该去」か?と言うとそうではなく、
  代わりに「不可能去」という言い方をします。


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