【留学と私】その60「SARS(4)」

もちろん、「外国人のお客様」を預かっている国際教育学院としても、
ただ注意を喚起するだけでなく、具体的な対策を取らないといけません。
 
という訳で覚えているものの一つが、院内での薬品散布です。
日本でいう保健所とかに当たる方だと思いますが、
マスクをして薬品が入ったボンベを背負い、白い薬剤を撒いて行きます。

もし散布しているその場にいたら、間違いなく
SARSに感染する間もなく死んでいたことでしょう(笑)
 
というのも、中国人には
「やるなら徹底的にやる、やらないなら全くやらない」
という、非常にデジタルな面があるのです。
そこから考えると、散布された薬品は人体への影響など微塵も考慮されていない
超高濃度であったのは確実です。
 
他に「得体の知れない薬を飲まされそうになった」ことも覚えています。
真っ茶色の、見るからに「私苦いでーす」と言わんばかりの漢方の煎じ薬が、
留学生全員に配られましたが、一体何人が飲んだか定かではありません。

私はとても優しい人間なので、自分よりも院内の植木がSARSにかかることを心配し、
その薬を植木に飲ませてあげました(笑)

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【留学と私】その59「SARS(3)」

SARSの状況は悪化の一途を辿って行きます。
やはり薬剤師の友人の言葉になりますが、
内モンゴルは緯度で言えば日本の東北地方の北部~北海道に相当するのでかなり寒く、
また乾燥しているので菌にとっては繁殖に極めて不利な場所です。
にもかかわらず、省ごとに発表される感染者数では全中国でもワースト5に入っていたはずです。
 
そんな地域で、なぜSARSの被害が深刻だったか?
 
一言で言えば「衛生状態が極めて悪かったから」これに尽きます。
 
老若男女おかまいなくあちこちに痰を吐くし、ポイ捨ても平気でします。
ひどい時には、車の窓からビール瓶が投げ出されたのを目撃した事もありすしw(゚o゚)w、
大通りで白昼堂々立ち小便をする人も結構いました( ̄O ̄;)
 
まあ、とにかく汚かったです。
これは後日談になりますが、SARSが治まった後には街のあちこちでゴミ箱の設置が目立って増えました。
それにしても、潔癖性の日本人ならどう頑張っても生活できる環境ではないでしょう(^_^;)

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【中国関連コラム】「現実」を見始めた「現実的な人々」 ~日本を見る眼が変わり始めた中国の人々

「現実」を見始めた「現実的な人々」 ~日本を見る眼が変わり始めた中国の人々
http://urx.nu/hL44
 
ちょうど春節(旧正月)真っ最中の中国。
いろいろな方から「あちこち中国人だらけ」という声を聞きます。
爆買い」とも呼ばれる現代中国人についてのコラムです。

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【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】 「都」と「多」の「正しい」発音(2)

前回からの続きです。
今回は「uo」の正しい発音ポイントについて説明していきます。
 
こちらも、前回同様分解して考えます。
その際、単純に「u」と「o」に分かれる訳ではないのも前回と同じです。
 
ではどうなるのか?と言うと、
「u」と「wo」になります。「w」が出てきます!
 
「u」は前回説明した通りですね。
「wo」は「我」の字に代表される発音で、しっかり口を絞った「おちょぼ口」の状態から
口を大きめに開いて「うぉ」と発音します。
そして、それぞれの発音ができるようになったら、両者をつなげていきます。
 
 
いかがでしたか?
簡単そうなピンインですが「実は非常に難しい」ということがおわかりになったと思います。
しかも、実際はここに声調や反り舌が入ってくるのでさらに複雑になります。
当分の間は「あちらが立てばこちらが立たず」の状態が続きます。
こういう「簡単そうで実は難解な発音」は、中国語には山のように存在します。
 
どうでしょう?
みなさんの今の勉強法で、これらの問題は解決できそうでしょうか?
 
通常の勉強では、それらひとつひとつに気づくことは不可能ですが、
私の個人レッスンでは徹底的にチェックを入れます(笑)ので、
「必ず」上達させてご覧に入れますよー!!

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【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】「都」と「多」の「正しい」発音(1)

「都」と「多」、発音は簡単なようでいて実はかなり難しいです。
どちらも非常によく使われる単語で、
ある程度正確に発音し分けないとかなり通じづらくなります。
という訳で、両者の「正しい発音」ですが、幅広く応用できるようにするため
「ou」と「uo」の説明という形を取ります!

まず「ou」の発音について。
これは日本語の「おう」そのままでは通じませんので、分解します。
すると「e+u」という形になります。
(単純に「o」と「u」になる訳ではないのがポイントです。)

その上で「e」は、「え」の口を保ったまま、
できれば喉をややひきつらせつつ「おー」と発音しようとします。
次に「u」、こちらは日本語の「う」に比べて口をしっかり絞ります
私の場合は「ストローやタバコを吸う時の口」「おちょぼ口」などと説明しています。

これがそれぞれの発音方法で、慣れてきたらこの2つを切らずにつなげて練習します。

では「uo」はどうするか?
長くなってしまったので、こちらは次回ご説明します!

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【留学と私】その58「SARS(2)」

最初は「対岸の火事」だったSARS、あれよあれよと言う間に中国全土に広がって行きます。
北京で
「政府が発表していたよりも遥かに多くの患者がいる」
とわかって大パニックになったのは記憶に新しいところです。
 
留学生受け入れ施設「内モンゴル大学国際教育学院」に
全留学生が呼び出されミーティングを行ったのも、当然ですがこの時期でした。
 
曰く
「換気を良くすること」
「大根などの根菜類を食べて体を温めること」
などなどの注意をされたのですが、偶然その時に薬剤師をしていた日本人の方がいて、それらの注意に対し
風邪対策と何も変わってないじゃん
と言っていました(^_^;)
 
また
「そういう訳のわからない事をして『対策をしっかりした気』になって不用意に外を出歩き、
 菌を持ってきてしまう方がよっぽど危険」
とも。
 
理所当然(ごもっとも)!笑

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【留学と私】その57「SARS(1)」

私が一時帰国したのが2002年の12月で、
留学先であるフフホトに戻ったのは3ヶ月後・2003年の3月上旬でしたが、
その時はまだSARSは話題になっていませんでした。
 
初めて「何か病気が流行っているらしい」と知ったのは、3月の終わり頃のことだったと思います。
バイトをしていた日本語学校の先生方と食事をしていた時に
「最近、南の方で病気が流行っているがこちらは問題ないので安心するように」
みたいに言われた記憶があります。
 
その後、ラジオで「ふぇいでぃえん」という、
今まで聞いたことのない言葉を耳にする日が増えていきます。
ちなみに、中国語の読みが「fei1 dian3」となることは聞き取れていたのですが、
辞書を引いても単語が出てきません。
 
後日、テレビか何かでわかったのですが、「ふぇいでぃえん」は
「非典型肺炎」の省略形「非典」
のことだと知ったのです。


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【留学と私】その56「SARS(イントロダクション)」

人間誰しも、一度や二度は
「こんなこと、もう一生会わないだろう」
という経験をすることはあると思います。
例えば私の大学時代の先輩(面識はありませんが)は、2001年9月11日、
正にあのワールドトレードセンターで仕事をしていたそうです
(幸い、最初に突っ込まれた方でないビルにいたのでご無事でした)。
 
さすがにここまでではありませんが、私にも経験があります。
2003年の春から夏にかけて、中国を中心に世界中を震撼させた
新型肺炎「SARS」
です。
 
今だからこそ、笑い話として当時のことを振り返ることができますが、
当時はとてもではありませんがそんな状態ではありませんでした。
ただ、そんな中ではあってもいろいろな面白い事を見聞きし、また体験もしたので、
次回以降、それらについて披露して行きたいと思います!!

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【中国関連コラム】中国が直面する新たな脅威、少数民族独立派が続々とイスラム国に

【中国関連コラム】中国が直面する新たな脅威、少数民族独立派が続々とイスラム国に
過激派ウイグル人が中東で戦闘訓練
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42849
 
日本でさえ、東京人と大阪人の気質が全く違うのに、それを一緒くたにして
一言で「日本人」と片付けてしまうのは無理がある場合があります。
 
まして、そもそも民族からして別である中国人(漢民族)と少数民族。
彼らを「中国国籍だから」という理由で十把ひとからげに「中国人」と言ってしまうのは、
さすがに無理がありすぎます。
それを押し通した結果がこれです。
 
中国に10年以上も住み、中国事情に相当精通している方でも、
こと少数民族の実情についてはまるで知らない、または誤解しているという方が圧倒的に多いです。
 
中国政府に真の少数民族保護政策の導入を求めるばかりでなく、我々にとっても
少数民族とは何か?
について考えてみる、ちょうど良い機会だと思います。


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<東京駅にて>

今朝、東京駅でのことです。
5〜6人くらいの中国人の団体が路線図を見ながら
「別乱走」(無闇にあちこち行くな)
などと言っていました。
旅行ツアーなどではなく、個人で来日した観光客のようでした。
 
私が留学する前後の時期には、
「一部の大都市に籍を置く中国人に限り、団体旅行での来日が許可されることになった」
というニュースが聞かれました。
ほんの10年ほど前のことです。
 
それが、今では団体でなく個人でも日本に来る事ができるようになりました。
日本にいながらにして中国の経済成長を感じられる瞬間です。
 
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彼らも、当然お土産は買うでしょう。
今のところは大手家電量販店がメインでしょうが、今後はそういった場所だけでなく、それこそ裏路地にある個人経営のお店などに好んで行くという中国人も出て来ます。
 
そんな時、そのお店が、片言でも中国語で対応できたとしたら
中国人旅行客はどう感じるでしょうか?
 
もちろん、喜びますよね。
 
しかも、中国人の口コミの力にはもの凄いものがあります。
その旅行客が帰国後にそのお店の口コミをし、新たな旅行客が訪れてくれる、という可能性は十二分にあります。
(実際、留学中の私もやっていました。)
 
このように、中国にいなくても、日本にいながらにして中国語が武器として通用するようになってきた
というのが今の時代です。
 
「中国語をマスターして中国経済成長の成長の恩恵にあずかりたい」
そう思っている方、本当に今がチャンスです!!


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