英語の学習方法は中国語には通用しません!!

「英語と中国語は文法が同じ」という言い方を時々耳にしますが、
一体誰が言い始めたのでしょうか?

英語と中国語、文法的な共通点は「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)」だけです。
しかも中国語の場合、OがVの前に出てくることすら普通にあります。

しかし、私が「英語学習方法は中国語には通用しない」と言う理由はこれだけではありません。

1つ目の理由が「日本人には英語の基礎があるが中国語は全くの0から始める」です。
「いえいえ、私は英語なんて全然ダメダメです」
という日本人でも、英語をしゃべる人を目の前にしたら
「あい きゃんと すぴーく いんぐりっしゅ!」
くらいは言えるはずです(これすら言えない日本人はなかなかいないと思います)。
このように、最低でも中高6年間英語教育を受けていて、
しかも「外来語」という形でたくさんの英単語に日常的に触れているので、
日本人には英語の基礎があると言えるのです。

しかし中国語は全く別で、道で中国人に何か話しかけられたらお手上げです。


もう1つの理由が「英語はカタカナでもかなり通じるが中国語は通じない」です。
日本人にとって「特殊」と思える難解な発音が中国語には多く、
口の形や舌の使い方がある程度正しくできないと通じない場合が非常に多いです。
しかもこれは、日本語の読み仮名にあたる「ピンイン」に限った話で、
日本語はもちろん英語にもない概念「声調」がここに入ってきます。
口と舌、それに声調を同時に意識するのは至難の技です。


以上の理由から、英語の学習方法を中国語に当てはめるのには無理があるとたなっくは考えます。
(程度の差こそあれ)基礎ができている英語については「ネイティブレッスン」も有効かもしれませんが
基礎が全くない段階でネイティブから中国語を習うというのは非常に難しく、
「日本人から学んで基礎固めをする」というのが最適解だと思っています。
その理由はこちらをクリック!

さらに「日本人の中国語講師」を英語に絡めて考えると、
「日本人は○○という英語の知識があり、××という中国語は○○に似ているので
 きっと○○をそのまま当てはめようとしてしまうだろう」
というところまで推測が可能で、そういったミスを未然に防ぐ事が可能です。
ちなみにたなっくはTOIEC 630点を持っていて、日常英会話程度なら問題なくこなせます。
630点というのは決してハイレベルなスコアという訳ではありませんが、
英語の基礎を一通り身につけているという事は言えると思います。

「たなっく中国語レッスン」は、英語が苦手な方はもちろん、
英語が得意という方にもご満足いただけるオリジナルレッスンを提供しています。


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『そこまで言うか!』

sokomade.jpg

ひろゆき・ホリエモン・勝間和代の3人のトーク集(?)です。
大抵の本はある程度のカットがあるようですが、この本は本当にノーカット版だそうで。

読み終えて思ったのが、
「テレビの言っている事は正しい」「世の中で言われていることは正しい」
と思っている人たちには絶対に理解できない内容だろうな、という事でした。

逆に、世の中で「常識」と言われている事に対して疑問を持てる人、
(その結果として)少数派に属する考えの持ち主にとっては
「なるほど!!」
の連発か、または
「やっぱり自分の考えは間違ってなかった」
という事の再確認ができるのかな、と。

全7章立てで、どの章も読み応えがあるのですが、
大多数の日本人がタブー視している「お金」について話した第3章は面白かったです。
あと第5章の「起業と就職」というテーマも、
この期に及んで企業に安定を求める人が多いという点を踏まえつつ読むと
かなり面白いです。

お勧め度:★★★★★

【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】離合詞の注意点

ある程度中国語を勉強されている方であれば
「離合詞」という言葉を聞いたことはあると思います。

しかし、実際に離合詞を正しく理解し、使いこなせている方は非常に少ないのが現実です。

まず離合詞とは、簡単に言うと
「二文字からなる動詞で、それ自体1つの動詞であるように見えて
 実は『1文字の動詞+1文字の目的語』という構造をしているもの」
です。

そして、離合詞の注意点は3つあります。

ひとつは、動詞の重ね型をつくるときです。
例えば「本を読む」は「看书」で、これの重ね型は「看看书」となります。
「看书看书」としない理由は、重ねるのはあくまで動詞だけだからです。

実は離合詞の理屈も全く同じなのですが、
「離合詞は実は『1文字の動詞+1文字の目的語』という形をしている」
という事を知らないと、2文字で1つの動詞と勘違いしてしまい、
「学习学习」と同様の重ね型を作ってしまうのです。

という訳で、「散步」のうち動詞はあくまで「散」1文字なので、
この文字のみ重ねて正しくは「散散步」となります。
同様に「聊天」も重ね型は「聊聊天」です。

2つ目は「中国語の動詞は目的語をひとつしか取れない(※)」という点と関係があります。
上記で触れたとおり、離合詞はそれ自体が目的語を伴っているので、
「散步公园」のように離合詞の後に更に目的語を置くのは間違いとなります。

では、浮いている目的語はどう処理するか?
これについては
1.離合詞の動詞と目的語の間に挟む
2.前置詞など別の単語を用いて動詞の前に出す
という2つの方法があります(どれを使うかは単語によって決まっています)。

以下、間違えやすい例を列挙します(カッコの外が間違い、カッコの中が正解)。

生气我(生我的气)
结婚你(跟你结婚)
留学中国(在中国留学)
散步公园(在公园散步)
毕业大学(从大学毕业)
见面你(见你的面, 和你见面)
帮忙他(帮他的忙)
出差上海(去上海出差)

(※)「给」「教」「告诉」「收」「找」など一部の動詞は目的語を2つ取る事ができます。

3点目は「動詞と目的語の間に入る成分は離合詞の場合も全く同じ」という事です。
例えば「1時間テレビを見る」は「看一个小时电视」で、動詞「看」と目的語「电视」の間に成分が入ります。
これと全く同じ理屈で、「1年留学する」は「留一年学」です。

他に、過去の経験を表す「过」も動詞と目的語の間です(例:去过美国)。
なので「会った事がある」は「见过面」となります。

以上を簡単にまとめると、離合詞で間違いが多い理由は
『離合詞』という専門用語があるが故に『何か特別なもの』と思ってしまうから」
ではないか?と思います。
しかし実際は全く逆で、離合詞も「吃饭」「看书」などと全く同じ構造です。
この点を押さえられるだけでも、間違いをかなり減らせるのではないでしょうか?

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『僕は君たちに武器を配りたい』

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「20世紀には武器だった物は21世紀ではどんどん役に立たなくなる」
という視点で、今後ますます競争が激しくなる社会をどのように生き抜いていくべきか、について書かれています。前から知っていた本ですが、先日あるセミナーに参加した際にこの本が紹介され、読んでみました。

「ホリエモンのメルマガは情報弱者が読む」
みたいに偏見と思われる意見もあります(個人的には、本当の情報弱者ならホリエモンのメルマガは読まないと思います)が、
これから社会に出る学生、あるいは社会に出たばかりの方々に
「これからは20世紀の常識はどんどん通用しなくなる」
と気付いてもらい、どうしていくべきか考えるきっかけになる内容だと思いました。

お勧め度:★★★★☆

2コマにわたって行った第一回はお陰様で大好評でした。
「なんとなくは使えるけど、ちゃんとと言われると・・・」という微妙な内容が多かっただけに、
みなさまスッキリしてお帰りになることができたようです。

参加者のお1人から以下のようなメッセージをいただきました。
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昨日の勉強会お疲れ様でした。 把構文…全く説明を受けていない事ばかりで驚きました。私の認識も間違っていて、田中さんのおかげでやっと把構文がどういうものか掴めました。
授業ではサラッと流されてしまっていたので、やはりネイティブの先生では文法の説明は難しいですよね。

昨日の勉強会、本当にためになりました。リクエストにも応えて頂いて有難うございました。
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30日も19:30から、同一内容で行います。
「19日は都合が合わなかった」という方はぜひどうぞ。
もちろん「もう一度聞いてより確実にしたい」という方、「復習したらわからない事が出てきたのでもう一度聞きたい」という方も大歓迎です!

「日本人が間違いやすい文法・語順勉強会」
詳細はこちらから!


【ワンポイント中国語】「n」と「ng」の違い!!

★★★「ユーチューブde中国語」大好評配信中!★★★
YouTubeで「田中英和 中国語」で検索していただく
(または、検索結果はこちらをクリック)と、動画をご覧いただけます。

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中国語の発音は日本人にとって難しいものが多いですが、一番難しいのは、間違いなく「n」と「ng」です。
何が難しいかって、何も注意点などを教わらずに始めから聞き分ける事は100%不可能です。

「xi」と「shi」の違いのように聞いて違いがわかれば試行錯誤のしようがありますが、そもそも同じ音にしか聞こえないので、区別しようにもそのきっかけが無いに等しいのです。

そこで、ここではその「きっかけ」について説明します。

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まず「んー」とうなってみると、鼻の奥のほうが響いているのがわかると思います。
鼻の奥が響いているこの音が後鼻音「ng」です。

次に、それを意識しつつ「あんない」と言ってみると、その響きがありません。
この、鼻の奥が響かないのが前鼻音「n」

で、日本語の「ん」が前鼻音になるか後鼻音になるかは舌の動きで決まります。
もう一度、舌の動きを意識しながら「あんない」と言ってみましょう。
舌先が、上の歯茎の裏につくのがわかりますね。
それに対して「あんがい」と言うときは、舌が微妙ですが奥に引っ込みます

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上記の通り、「ん」と言う時に、舌が前に出れば前鼻音(鼻の奥が響かない)奥に引っ込めば後鼻音(鼻の奥が響く)になります。

論より証拠、例えば「あんがい」と言う時に、舌先を上歯ぐきにつけながら「ん」と言ってみると(難しいかもしれませんが)、「あんない」の「ん」を言う時と同様、鼻の奥が響きません。

逆に「あんない」の「ん」を舌を引っ込めて言えば、鼻の奥がちゃんと響きます。
こちらは、相当練習しないと正しく発音できるようになりません。

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ちなみに「前鼻音にするには舌先を上歯茎につけなければならない」という訳ではなく、舌が奥に引っ込まなければ前鼻音になります。
なので、「ん」の次の発音が母音である場合には、日本語の感覚で(≒無意識に)発音すれば「ん」は自然に前鼻音になってくれます。

「険悪」「音域」「天運」「損益」「棺桶」などの単語は、いずれも「ん」の次が母音になっています。
これらの単語を、「ん」の発音の時の舌の動きと鼻の奥の響き方に注意を向けながら発音してみてください。
(ただし、鼻の奥の響きはかなり練習を積まないと違いがわからないかも)

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その他、L、N、Rの前の「ん」も自然に前鼻音になります。
例:「刚来」の「刚」は「gang」ですが、「来」の子音がLであるため、
  日本語の感覚で発音すると「刚」が「gan」という発音になりがちです。

逆に、G、H、Kの前の「ん」は後鼻音になりがちです。
例:「韩国」の「韩」は「han」ですが、「国」の死因がGであるため、
  日本語の感覚で発音すると「韩」が「hang」の発音になりやすいです。

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以上の知識さえあれば、「n」と「ng」の発音練習はとりあえず1人でもできます。
ただ、最初に書いたように日本人にとって間違いなく最難関の発音なので、焦らず、諦めず、根気良く練習を続けてください!

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『バイリンガル』

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中国語とモンゴル語を教えている身分ということもあり、
「自分の仕事に役立つ言語学的な本か?」
と思い手にしました。

結果、内容はミステリー小説で、その期待は思いっきり裏切られました(笑)

が、おもしろい!

「構音障害」という、バイリンガルの子どもに見られる一種の発音障害があるそうです。
30年前に発生し、解決したと思われていた殺人事件。
それが、当時3歳だった女の子・ニーナが30年ぶりに主人公の前に姿を見せ、
そして大人になった今もニーナが「構音障害」を残していることに気付いた主人公が、
30年前に発したニーナのセリフを「構音障害」の角度から再検証し、その結果事件の真相が明らかに・・・

お勧め度:★★★★★
(読めば読むほど先が楽しみになり、最後の1日で半分以上を一気に読んでしまいました)

【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】そり舌の注意点

「zhi」「chi」「shi」などのそり舌発音はいわずと知れた日本人泣かせの発音ですが、
単独での発音に注意するのはもちろん、他の発音との連携の際も要注意です。

特に、日本語にない発音(例えば「qu」)がそり舌発音の前に来る場合には
そり舌発音でなく儿化発音になってしまわないよう注意する必要があります。

具体例を出す前に、まず「そり舌」と「儿化」の違いをはっきりさせておきましょう。
舌の形は両者とも似ていますが、
文字の発音の最初に舌を反らせるのが「そり舌」
文字の発音の最後に舌を反らせるのが「儿化」です。

さて、具体例です。
「去吃」(食べに行く)という表現は会話では非常によく使われますが、
最初の文字「去」はおちょぼ口をして「チ」と言おうとする発音で、日本語にはない音です。
なので「去」の発音に意識を集中しすぎると「吃」のそり舌の意識が間に合わず
「吃」を日本語の「チ」で発音してしまい、慌てて舌をそらせるが「時既に遅し」、
結果として「qir」という儿化発音になってしまうというケースが非常に多いです。

声調絡みの例もあります。
「骑车」の「骑」は第二声で、日本人には難しい声調のため、しっかり意識する必要があります。
が、次の「车」の発音も同時に意識しておかないと「车」をそり舌で発音し始める事ができず
「qer」という発音になってしまいます(もちろん、こんなピンインはありません)。

では解決方法は?それは
「ひとつひとつのピンイン・声調を、意識しなくても発音できるよう繰り返し練習する」
これしかありません。
ただ、細かい点までしっかり教えることのできる先生を選ぶことで、
練習の質を高めることは可能です。

「たなっく中国語」は、当ブログの【ワンポイント中国語】でも紹介しているように
発音(文法もですが)を細かい点まできっちりと指導します。
まずは口や下の形を説明し、納得していただいています。
こうすることで、漠然とではなく明確な意識を持って発音練習をすることができます

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【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】無気音と有気音

無気音と有気音の発音の区別も、中国語を勉強している日本人を悩ませる問題です。
特に市販の会話本などにはカタカナで読みがふってありますが、
例えばピンイン「ba」も「pa」も「パ」という読みがふられていて、
両者の正しい違いが十分に説明されていない教材もあったりします。

という訳で、今回は「たなっく流・無気音と有気音の発音方法」をご説明します。

まず、無気音と有気音の対応があるピンインを全て書き出します。
左が無気音、右が有気音です。

b ⇔ p
z ⇔ c
zh ⇔ ch
d ⇔ t
g ⇔ k
j ⇔ q

まず無気音ですが、カタカナの発音をすれば間違いなく通じます
ba(バ)、za(ザ)、da(ダ)、ga(ガ)、ji(ジ)  ※「zhi」は舌を反らせた上で「ジ」

次に有気音、これはまずカタカナで表すと以下の通りです。
pa(パ)、ca(ツァ)、ta(タ)、ka(カ)、qi(チ)  ※「chi」は舌を反らせた上で「チ」

ですが、有気音の場合は上記のカタカタを「息を鋭く出して発音する」というのがポイントです。
「息を鋭く出す」というのは、例えば
「うるさい時に人差し指を口に当てて『しーっ』
「つばを『ペッ』と勢い良く吐く」
というイメージです。

有気音については文だけで説明するのは難しいですが、とりあえず
「無気音はカタカナのまま発音」
「有気音は息を鋭く」
この2点を意識できるだけでも、通じやすさがかなり変わってきます。

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『生命はどこから来たのか アストロバイオロジー入門』

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図書館で偶然目に留まった本です。

月で数年間使っていた機材を地球に持ち帰ったところ、
 地球から持ち出す際に機材の表面に付着していた細菌がまだ生き残っていて増殖を始めた

地球でも水深数千メートルの極限環境で生活している生命は存在する。
 ならば地球外の極限環境に生命が存在していてもおかしくない

などなど、まだ40ページしか読んでないのに夢をかき立てるような事がたくさん書かれていて、
今後どんな内容が書かれているのか、先が楽しみな本です。

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