【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】「不用」と「不要」(その1)

中国語の「不用」と「不要」という単語、似ているようで大きな違いがあり、
しかも日本人にはややこしい部分もあります。

まず「不用」、これは「~しなくて良い」という意味です。
代表的な使い方は「谢谢」に対する返事「不用客气」でしょう。
「客气」は「遠慮する」という意味なので、
「遠慮は要りません」というのが「不用客气」の直訳になります。

それに対して「不要」は「~してはいけない」という禁止を表します。
「不要抽烟」で「タバコを吸ってはいけません」、つまり「禁煙」です。

で、日本人にとって何がややこしいかと言うと、
「日本語の『不要』は『~しなくて良い』という意味である」
という点です。
それに対して中国語の「不要」は、上記の通り禁止を表します。
字は全く同じですが意味が違うので、まぎらわしく感じるかもしれません。

ちなみに「不要」は「别」に置き換える事が可能です。
「不要抽烟」は「别抽烟」とも言えます。意味は同じです。
感覚的には「别」の方がよく使われる気がします。

なお「不要」も「别」も原則は禁止を表しますが、
「~する必要がない」という意味でも使われる事があります。
上記「不用客气」は「别客气」とも言いますね。

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【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】「嬉しい」は「まあまあ」???

「高兴」(うれしい)という単語の声調は一声・四声、という事はおなじみですね。
そして「第一声は高さをキープ、第四声は高い所から一気に落とす声調である」
ということも、中国語学習者ならご存知のことです。

が、実際に発音してみると声調が狂うということもよくあります。

一声・四声の組み合わせで声調がおかしくなりがちな原因としては以下の様な原因が考えられます。

それは、第四声を力強く発声すると、第四声が第一声よりも高い所から始まってしまい
第一声が相対的に低く聞こえ、結果として「第三声・第四声になってしまう」というものです。

それを防ぐのが「まあまあ」という日本語です。
前の「まあ」が第一声、後ろが第四声になっています。

なので、「高兴」を発音する時にどうしても「兴」に力が入ってしまうという方は、
まず日本語で「まあまあ」と言ってみて、その直後に「高兴」と発音する
力みが取れて自然な声調になります。

これはもちろん「高兴」に限った話ではなく、
一声・四声の組み合わせには共通する方法です!

「たなっく中国語レッスン」では、他の組み合わせについても
このような「対策」をご紹介しています。

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中華料理とナスの相性

私は、ナスが苦手です。
ムリすれば食べられますが、好んで食べようとは思いません。

が、本場の中華料理に入っているナスとなると話は全く変わります。
たいへんおいしくいただくことができてしまいます。

先日、中華料理が趣味という方の家にお邪魔し、食事をごちそうになりました。
その料理のおいしかったこと!!

ちなみにこの方はれっきとした日本人ですが、中華の味は超本場ものです!
中国人が作る中華料理と比べても全く遜色ありません。

で、鶏肉とナスの料理が出てきたのですが、上記のようにナスが好きでない私も
非常においしくいただいてしまいました。

そういえば、内モンゴルのジャガイモが日本のサツマイモよりも甘くてびっくりしたり、
野菜もあまり好きでない私が留学時代「地三鮮」という
ナス・ピーマン・ジャガイモを炒めた料理を好んで食べていたことを思い出しました。

おそるべし、中華料理!!

【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】第三声の「罠」

第三声は『ふ~ん』と興味なさげに返事をするときの、あのVの字」というのは
中国語学習者なら皆さんご存知のことですが、これは第三声の発音のごく一部であって
実際には「低く抑えっぱなし」という発音が大半である、という記事は以前UPしました(こちらをクリック)が、
これに関連した「罠」を思い出したので紹介することにしました。

ある方は「たなっく中国語レッスン」を受ける前に、ネイティブが講師を務める会話教室に通っていました。
そこでは「第三声は低く抑える」としか説明しなかったそうです。
そして、その方は「第三声=ゆったりVの字」としか教わった事がなく、
いくら低く抑えていても最後は上げるようにしていました。
「もうこれ以上低くできないよ~」というくらいまで頑張って抑えてはいるのですが
最後を上げてしまう事で、結果として第二声になってしまっているのでした。

そこで私が一言「第三声は文末以外では低さをキープです。上がりません」と説明したら
あっという間に「罠」から解放されました。

YouTubeでは、音声付でより詳細に解説していますのでご覧下さい!
https://www.youtube.com/watch?v=BJvwkldpCIs


私は中国語の発音の大半を独学でマスターしたので、
世の中の教材・教室でどのような教え方をしているか、よくわかりません。
逆に、「苦労して中国語をマスターした者ならでは」という、
既存の教え方に囚われない全くオリジナルな教え方もあると思います。

中国語の学習方法をお探しの方はもちろん、
今どこかの教室に通っている方も、それを放棄するのではなく、
ちょっとだけ「たなっく中国語」を採り入れてみるというのも手です。
そこに、思わぬ相乗効果が生まれるかもしれません。

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(または、検索結果はこちらをクリック)と、動画をご覧いただけます。


【ワンポイント中国語】9月21日・体験レッスン

先日、当ブログを通して「たなっく中国語」の体験レッスンの申し込みがあり、
本日レッスンしてきました。
(ちなみに体験レッスンは無料です!!)

上海の郊外(日本語がほとんどない環境)に1年間住んでいたということで
発音(ピンイン・声調とも)は抜群に良く、また頭でなく体で中国語を理解している方だったので、
「たなっく中国語」の十八番「発音レッスン」はあまり登場せず、その代わりに
「一点・一下・一会儿」の違い(使い分け方はこちらで解説しています)や、
日本人なら一度は必ず間違える「了」の使い方など理論面の説明を中心にレッスンしました。

元々は1時間のつもりだったのが、とても熱意のある方で私も気持ちよくレッスンができ、
気付いたら予定時間を大幅に過ぎていました(お互い次の予定がなくて幸いでした)。

「留学を考えている」という方へのレッスン経験はたくさんありますが
「留学経験あり」の方とのレッスンはこれが初めてで、私もいろいろな事を学ぶ事ができました。
ありがとうございました!!


無料体験レッスンもあり!
「たなっく中国語レッスン」ご紹介
(こちらをクリックして下さい)


【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】「是」の省略

「私は日本人です」「今日は暑いです」
日本語では、いずれも「AはBです」という、同じ形の文です。

しかし、中国語では形が同じではなくなります
前者は「我是日本人」ですが、後者は「今天很热」となり、「是」がありません(あと「とても」を意味する「很」も加わります)。

いつ「是」が省略されるか?
ポイントはいずれも、日本語の「AはBです」の文のBにあります。

まず、Bが形容詞の場合、「是」が省略されます。
上記の文では、「热(暑い)」がまさに形容詞です。
市販されているテキストにはたいてい「你好吗?」「我很好」というやり取りが載っていると思いますが、
「なぜ『我是好』という答え方じゃないんだろう?」と思われた方、いらっしゃると思います。
その答えは上記と同様、「好」が形容詞だからです。

あと、Bが形容詞の場合は「とても」かどうかは無関係に問答無用で「很」をつける、というルールもあります。
なので、「A很B」という形になるのです。

「是」が省略されるパターンはもうひとつ。
それは、Bが数字に関連する表現の場合です。

今天十号。(今日は10日です)
明天星期六。(明日は土曜日です)
这个三十块钱。(これは30元です)

上記はいずれもBの部分に数字があるのでわかりやすいですが、以下のような疑問文も、直接数字がある訳ではありませんが、形は同じです。

今天几号?(今日は何日ですか?)
明天星期几?(明日は何曜日ですか?)
这个多少钱?(これはいくらですか?)

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中国語会話サークルと「たなっく中国語」

中国や東南アジアといった華僑圏の著しい経済発展に合わせて、
無料や格安で参加できる会話サークルが増えています。
その名の通り、ネイティブの中国人や中国語で話をしたい日本人が集まって
中国語で会話をする場です。

それに対して「たなっく中国語」は会話サークルとは異なり、
いわゆる「学校の授業」形式を採っています。

もちろん「どちらが良くてどちらが悪い」という話ではなく、
車の両輪のような関係だと思っています。

「たなっく中国語」は、徹底的な発音練習、詳細な文法解説などで
中国語の基礎を着実に作り上げていくお手伝いをしています。
表面的な派手さこそありませんが、確固とした基礎を築いていく事ができます。

それに対し会話サークルは、日頃の練習の成果を試す「発表会」だと思います。
カタコトではあってもネイティブに自分の言葉が伝わると、それは嬉しいものです。
「今までの努力は無駄じゃなかった!これからも頑張っていこう」
という気持ちになれます。

その気分を持ちつつ「たなっく中国語」でさらに基礎を固め
その「成果」を会話サークルで「発表」し、自らの上達ぶりを確認し、
それをモチベーションに、更に「たなっく中国語」で・・・

というように、両者をうまく使い分けることで相乗効果が期待できます。

逆に「どちらか片方『のみ』」という勉強法はお勧めできません
会話サークルの「楽しい経験」はモチベーション維持の観点からはとても大切ですが、
やはり基礎固めをするには難しい面があります。

逆に「たなっく中国語」で万全の準備をし、それで終わりではなく
実際に使う機会を持つことで、より効果的なレベルアップが期待できます。

ご自身の今の中国語レベルから、これからどんな勉強が必要か?
「たなっく中国語」では、単に発音や文法を学ぶだけでなく、
現状に合わせた勉強法のご相談もしています。


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【中国語】Oさん、発音が急激にレベルアップ!!

本日、約1ヶ月ぶりにOさんの個人レッスンをしたのですが、
発音(特に声調)が、1ヶ月前とはまるで別人のように上達していました。
おかげで、普段は1レッスン3~4ページという進度が平均だったのが、
今日は一気に10ページも進みました。

冗談半分で「何か秘密特訓でもしてたんですかー?」と聞いたら、
答えは「特に変わったことはしていません。今まで通りです」。

正直、この答えは私の想定の範囲内でした。
というのは、「急にレベルアップした!!」という経験は
私も留学中にしたことがあるからです。

語学の勉強というのは「今日勉強したら明日うまくなる」というものではありません。
何ヶ月も何ヶ月も頑張って勉強して、それでも「上達したという実感がない」という場合が大半です。

しかし、その数ヶ月間は決して無駄になっていません。
頭の中では「知識の点」が着実に積み重ねられていて、
ある日を境にそれらの「点」が頭の中で急に合体を始め「線」を作っていんです。

この感覚は、実際に体験した人でないとわからないのですが、
多かれ少なかれ外国語をマスターした人はほぼ必ずこの経験をしています。

「たなっく中国語」は、本当にしつこいくらいに声調を大切にしています
その効果か、早い方だと、3ヶ月で「実感がある」という方もいます。
本記事の主役・Oさんは約6ヶ月で「変化」を実感することができました
(ちなみにOさんのレッスンペースは月1~2回です)。

「たなっく中国語」は、「中国語をマスターしたい」と思っている方の基礎固めを
力強くサポートしていきます!!

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【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】「但是」「可是」「不过」は逆説の単語です!

タイトルをご覧になって
「何を当たり前のことを言ってるんだ?」
と思われた方もいらっしゃると思いますが、ここには日本人ならではの注意点が隠れているのです。

「私には中国人の友達がいるんだけど、その人が・・・」
という言い方、日本語では普通に聞かれますが、ここで注意!!
この文の「だけど」に、逆説の意味はあるでしょうか?

ありませんね。
この場合は、単に「前の文と後ろの文をつなぐ役割」しかありません。

が、この点に気付かず、上記の日本語文を直訳し
「我有个中国朋友,但是他(她)・・・」
としてしまう例が見受けられます。

前後の文をつなぐ場合は、中国語では状況にもよりますが「然后」が使われます。
もともとこの単語の意味は「次に」ですが、ここでは「それで」という感覚ですね。

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【南京農業大学副教授のワンポイント中国語】その動作をするのは誰???

日本語の文では主語を省略する事がありますが、それをそのまま中国語に訳すとおかしなことになります。

例えば「彼は来ると思います」という文。
日本語では何の問題もありませんが、これを中国語に直訳すると「他觉得来」。

これ、ちょっとおかしくありませんか?考えてみましょう。

「来ると『思う』」のは誰でしょうか?彼?
いいえ、日本語の文からは省略されている「私」ですね。
なので「彼は来ると思います」という文は、まず「私は、彼が来ると思います」と直し、これを訳すのが正解です。
という訳で中国語文は「我觉得他来」。

同じく「彼女は中国人には見えない」という文も、見えない(見てもわからない)のは「私」であって「彼女」ではありません。
なので、
NG:她看不出来是中国人。
OK:我看不出来她是中国人

その動作をするのは一体誰なのか?
これを意識することが大切です。

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